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約4%

2023年04月10日

この数字は全国の中学生の平均不登校率です。


高校生はその半分の2%。


『高校になると半分になるのか〜✌️』ではありませんよ。


なぜなら高校は義務教育ではないからです。


単純に25人に1人が何らかの理由で"学校に行けなくなっている"ということです。


この数字に"不登校気味"を含めると、もっと膨れ上がるとは思います。


このブログを書くにあたりインターネットで"不登校率"と検索したところ、1番に上がった検索結果はというと……


"学校に行かなくてもオンラインで成績アップ‼️"

という文字でした。


私の正直な感想は、『不登校の子供を、成績アップだけにフォーカスしてさらに閉じ込めてどーすんの⁉️』でした。


親御さんからしてみれば、『何とか高校入試に間に合わせたい!』だと思いますが、それは目先の解決方法だと(短期的な)考えます。


ここで私の話を少し……


私の生徒に、とても頭の良い子がいました。ずいぶん昔で、まだ、私が独立する前の事です。


彼は英会話教室で英語のみを教えていた子なのですが、中学1年か2年の時、突然不登校になり、当然教室も辞めました。


しばらくして会社から、『徳田先生がまだ働いているなら、戻って来たいらしい』と連絡があり、また通い始めました。


レッスン終了後、色々話しましたね。

特別なことではなく、そう、取り止めのないことです。


その後彼は一旦普通の高校に入学しましたが1ヶ月で辞め、時間帯が自由な学校を選んだり、不登校の人たちが"集まる集会的なところ"に参加していたそうです。


その間に私は会社を辞め、独立していたのですが、時々連絡をくれ、月一で一緒に英語の勉強をしました。


もちろん英語を学び、何かに役立てようとしていた部分もありましたが、大半は"なにかを吐き出したかった"のだと思います。


その後、彼なりに考え、足りない単位を取得するために通信高校に通うと決めた時、また訪ねてきてくれました。


その時彼が珍しく『お願いがあります。通信高校の保証人?になってもらえませんか?先生が保証人やったら、僕、続けれる気がするんです!』って、"頼み事"をしてきたんです。


『そーなんや〜いーよー』←なんともあっさりした返事😅


その後ホント数ヶ月で残りの単位を『あっ!』という間に取得し、晴れて【高卒】をゲットしました!


その後も時々ランチしたり、なにかあったらふらりと連絡をくれます。


彼は今でも私にとっては大切な大切な教え子です。


ここで私がお伝えしたいことは……


中学生や高校生の不登校の子に必要なのは【まず、成績!勉強!】ではなく、【深呼吸できる空間の先の"学び"】です。


今回コワーキングスペースを開放するにあたり、最初のきっかけは"大人の人の変わるチャンス、きっかけをご提供する"でしたが、そうです!そうです【枠組み】はありません。


"誰かが前に進むきっかけ"


として、私の造った空間がお役に立てればなぁと感じています。


今日も取り止めのない呟きを最後までお読みいただきありがとうございます🌸


さて、週末!


絶対、本読むぞ~😊